皮膚のしつこい湿疹は何が原因か?

思い込んでいるとどうしても周りが見えなくなる。

しかし、たまたま視野が広がった経験をしたのでそのことを。

最近は、何かにつけて、糖質過多の栄養素不足と決めつけて、
糖質を制限し、グルテンを避け、腸の炎症を鎮めて、
ビタミン・ミネラルを食事やサプリメントから補給する。
こう凝り固まっていた。

妻の皮膚炎もそう思い込んでいた節がある。

しかし、妻の実感では、グルテンフリーは無効だった。
一年半やったが効果を実感しなかった。

ぼくはグルテン除去が不十分だったからだと内心思った。
きっと小麦は避けたがとうもろこしは避けていなかったんだとか、
飲んでいるプロテインにもとうもろこしてんぷんが入っているとか、
そんなことばかり考えていた。

ただ、効果の実感は本人しかわからない。

本人が違うと言っているのに、「違わないはずだ」は押し付けだ。

改めて探ってみることにした。

脱ステロイドで起きた皮膚炎は何か?

妻は脱ステロイドから7年が経つが、
いまだに皮膚の湿疹が収まらない。
ステロイドを塗っていた箇所の湿疹が続いている。

ステロイド皮膚炎と言うと思い込んでいたが、
ステロイド皮膚症と言うことを知った。

脱ステロイドのリバウンドを含めた概念になったのは最近。
しかし、医学的にはきちんと定義されていない言葉だった。

ステロイドと治癒の関係

ステロイド軟膏を使う患者さんで、
軟膏を使っている状態で治る人と、
軟膏を使うのをやめると治る人と、
軟膏を使うのをやめても免疫を賦活しないといけない人がいる
という説明にたどり着いた。

使っている状態で治る人は、免疫がしっかりしている人。

使うのをやめると、ステロイドの免疫抑制がなくなって、
自然治癒力が回復して治る人。

そして最後は免疫力が低下していて、
免疫力賦活のために何かサポートが必要な人。

ステロイドを使うに至った理由の説が驚き

ステロイドを長期に使うことになるのは、
アトピー性皮膚炎と診断された時が代表的だ。

しかし、そのなかには、
ヒトパピローマウイルスの感染が含まれているという。

ヒトパピローマウイルスは、いぼを作るウイルスで、
人の体表面にはありふれて存在している。

人が本来持つ免疫力で押さえつけられなくなるといぼを作る。
ウイルスの型によっては、子宮頸部に感染すると
子宮頸がんの原因になりうる。

肉眼で見えるいぼを作る場合は必ずしも多くなく、
平均は2mmだ。かろうじて見えるかどうか。
2mmは平均だから、1mmを下回るいぼも多い。

すると、ぱっとみいぼとはわからない。
そして、かゆい。かきこわしているから、
なおのことわかりずらい。

そうなるととりあえず湿疹=皮膚炎と診断して、
ステロイド軟膏が処方される。

ステロイド軟膏が自然治癒力を下げるので、
排除しようと思っていたのが、
自力で排除できなくなる。

挙句の果てには体のあちこちに広がる。
かいた手であちこち触るから、そりゃそうだ。

それでも免疫力がしっかりしている人は、
自力で排除できる。
ステロイドも、かきこわすのを防ぐ意味合いはある。

免疫力が不十分な人は、ステロイドをやめると、
自然治癒力が戻ってきて、自力で排除できる。

しかしながら、ステロイドをやめても、
自然治癒力が元に戻ってこず、
自力で排除できない人もいる。

こういう構図なのではないかということだ。

これはまさに目から鱗だった。

ヒトパピローマウイルス感染なんて全く頭になかった。
疑ってもみなかった。

治療はどうするのか?

ヒトパピローマウイルスに効く薬はない。
治療は液体窒素で「焼く」。

しかし、スプレー式だという。
これまた目から鱗!

液体窒素をちまちまと綿棒で塗って
いぼを「焼く」のは時代遅れなんだ。

 

妻の難治皮膚病変は、こういう広い視野で、診る必要がある。
思い込んで視野狭窄になってはいけない。

あらためて自分に言い聞かせた次第だ。

今日は、なんでもかんでもグルテンじゃないかもしれないというお話。

 

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