一番有名な体に必要な金属、鉄が不足するとどうなるか?

鉄は一番有名な体に必要な金属だ。
ヘモグロビンが鉄を持っていることは有名だ。
ヘモグロビンは赤血球を作っている。
鉄が足らなくなるとヘモグロビンができなくなり、
赤血球が減り、貧血になる。

グルテン敏感性があると、
小腸での鉄の吸収が悪くなり、
鉄欠乏に陥る。

鉄不足は貧血以外にも関連している症状がある。
今日は鉄について見ていこう。

血液中の鉄分濃度の傾向は?

ぼくはGeneLife Genesis 2.0の結果で
「あなたの遺伝的な血液中の鉄分濃度は標準でした」
ということで標準だった。

GeneLife Genesis 2.0とは遺伝子で病気の傾向を判断するサービス

鉄分濃度の傾向を決める遺伝子は、
1.鉄分吸収にかかわるタンパク質
2.トランスフェリンという鉄を運ぶタンパクのレセプター
3.鉄分濃度にかかわるタンパク分解酵素
の3つだ。

ぼくの場合、
1.は鉄分濃度が低い傾向の遺伝子多型
2.は鉄分濃度が高い傾向の遺伝子多型
3.は鉄分濃度が低い傾向の遺伝子多型

薄赤で塗られているマス目はどれももっとも%が大きい。
つまり、この組み合わせは、もっとも人数が多い。
だから、結果標準的な傾向になったと考える。

あとは、鉄分不足にならないような食事に気を付けるだけだ。

鉄分を補う食べ物は?

鉄分を補給している食べ物として、
有名なのは、ほうれん草、ひじき、プルーン。

しかし、これらの食べ物は効率が悪い。

ほうれん草、ひじき、プルーンの鉄分は、
非ヘム鉄という鉄分で、
鉄の原子がむき出しの状態だ。

弱点は食べ合わせ飲み合わせだ。

特にコーヒー、紅茶、緑茶に含まれるタンニンが、
鉄と結びついてしまい、
体内に吸収されなくなってしまう。

非ヘム鉄の場合、
食物繊維が吸収を妨害してしまうという欠点もある。

吸収は、ビタミンCと一緒に取れば、
よくなるが、いつも気にするのは大変だ。

吸収効率がいい鉄分は、ヘム鉄だ。
ヘム鉄は、ヘムという構造の中心に鉄があり、
ヘムが鉄をくるんでいる形だ。

そうすると何がいいかというと、
ほかに助けを借りずに、
そのまま吸収されることだ。

ヘモグロビンの鉄も同じだ。
ヘモグロビンはヘム構造の中心に鉄を持っている。
ヘムとグロビンでヘム-o-グロビン→ヘモグロビンだ。

ヘム鉄を含んでいる代表的な食べ物は、
肉と魚だ。

赤身の部分にヘム鉄がある。
赤身は筋肉だが、
筋肉の中に酸素を貯蔵しておく
ミオグロビンというタンパク質がある。
この中心にヘム鉄がある。

ヘモグロビンは赤血球にあり酸素を運び、
ミオグロビンは筋肉に存在し酸素を蓄える。

ヘム鉄を取るには、
赤身の肉と魚をよく食べることだ。
タンパク質の摂取源としても勧められる。

魚は血合いの部分にさらに多くのヘム鉄が含まれている。
匂いがダメでなければ、選んで食べるといい。

レバーも血の成分が多く、ヘム鉄をたくさんとれる。
苦手でなければレバーもいい鉄分摂取源だ。

電子鍼Vitastiqで見たぼく自身の体内の鉄分状態はどうか。

電子鍼Vitastiqで見た時に体内の鉄分状態はMild(やや低い)で
危機的な状態ではない。
引き続き、肉魚を食べるように気を付けていくことにしよう。

体内の鉄が少なくなるとどうなるか?

肉・魚を食べずに鉄分摂取が少なかったり、
吸収部位のダメージで鉄分が吸収できなかったり、
女性で生理の出血が多かったりすると、
鉄不足が起きる。

グルテン敏感性の人は、
小腸に炎症が起き、
小腸からの鉄分吸収が悪くなる。
結果、鉄欠乏になる。

鉄が不足するとどうなるのか?

一番有名で一番わかりやすいのが、
鉄欠乏性貧血になる。
いわゆる血が薄い貧血だ。

貧血になると、
酸素の運び屋が少ない状態で、
酸素を体中に運ばなければならないので、
血液を一生懸命循環させなくてはならない。
心臓がものすごく一生懸命働いて血を送り出す。
結果として疲れやすくなる。

あたかも、
荷物が多いのに配達ドライバーが少なくて疲弊している
どこかの運送会社のようになる。
昨今の送料の値上げは、言ってみれば
鉄分のサプリメントというわけだ。

だが、貧血だけではない。

皮膚、爪、髪の毛、粘膜のトラブルが起きる。
爪が柔らかくなり、割れやすくなる。
抜け毛も増える。
歯ぐきからの出血が増える。

皮膚、爪、髪の毛、粘膜を作るには、
コラーゲンを作る必要がある。
このコラーゲンを作るのに必要なのが、
鉄だ。

タンパク質やビタミンCが必要なのは有名だが、
鉄も必要なのだ。

また、鉄不足は神経過敏にもなる。
イライラやゆううつなどの症状がでる。
理由は、脳内の神経伝達物質を作る酵素が働くのに、
鉄が必要だからだ。

やる気ホルモンのドーパミンやノルアドレナリンも、
幸せホルモンのセロトニンや睡眠ホルモンのメラトニンも、
脳内での合成経路で鉄が必要なのだ。

だから鉄不足だとやる気が出なかったり、
ゆううつになったり、眠れなかったりするわけ。
結果として神経過敏になる。

まとめ

体内の鉄濃度や鉄分の状態は、
GeneLife Genesis 2.0やVitastiqで確認することができる。

鉄は必須の金属で、
食べ物で摂取して、
小腸から吸収される。

野菜や海藻に含まれる非ヘム鉄よりも、
肉・魚に含まれるヘム鉄のほうが効率よく吸収できる。

肉・魚が少ない食事や、
グルテン敏感性や、
女性は、
鉄欠乏のリスクが高い。

鉄欠乏の症状は、
貧血による疲れやすさに加え、
皮膚、爪、髪の毛、粘膜の異常や、
メンタルの異常があるので注意して自己観察する。

参考図書
食べてうつぬけ

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2018年3月24日追記

鉄は非ヘム鉄よりヘム鉄よりキレート鉄を推すことにした!

非ヘム鉄より飲みやすく、
ヘム鉄より効果が高い。

参考図書

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