穀物は大腸にダメージを与えるか?

Dr. オズボーンによれば、
体中の痛みや炎症に、
穀物のグルテンが関与している。

大腸の炎症性疾患にはどうなんだろうか?

穀物と大腸のダメージの関係は?

Dr. オズボーンの経験によると、
穀物は大腸の炎症性疾患に主要な役割を果たしている。

Dr. オズボーンのもとには、
数えきれないほどの炎症性腸疾患(IBD)の患者さんが、
受診している。

そして、グレインフリー(穀物なし)食に、
きわめてよく反応してよくなっている。

炎症性腸疾患の代表的な二つとも、
自己免疫疾患に分類されているのが、
関連性を想像させる。

潰瘍性大腸炎(かいようせいだいちょうえん)の場合

潰瘍性大腸炎は、左側(直腸に近いほう)の大腸と直腸が攻撃されて、
腸の内側の覆い(粘膜)の部分に炎症が起きて、潰瘍ができる。
潰瘍は口で言えば口内炎だ。

遺伝的な要素はあることはある。
親や兄弟が潰瘍性大腸炎だと、
同じように潰瘍性大腸炎にかかる素因があると言える。

典型的な症状は、
胃痛、胃痙攣、下痢、下血だ。

食欲が落ちて、体重が減る人もいる。
熱が出る人もいる。

多くの患者さんはよくなる時期があるが、
全然よくならない患者さんもいる。

ほかの病気が併発することがあり、
関節痛や目の異常、肝臓の異常などだ。

似たような症状をもつ腸の病気の中で、
潰瘍性大腸炎を見分ける方法は、
大腸内視鏡で大腸内側表面を観察して、
生検で組織をとることだ。

生検とは大腸の粘膜をちょっとつまんでとってくること。
固定して染色して顕微鏡で観察すると診断できる。

血液検査や便の検査も、
感染症なのか炎症なのかを調べるのに行われる。

小麦を中心に麦をやめるグルテンフリー食をしてても、
血液検査でとうもろこしに対する抗体が見つかった
潰瘍性大腸炎の患者さんがいた。

これはセリアック病やクローン病でも同じことにでくわす。

つまり、これはとうもろこしに対する、
自己免疫反応を意味する。

そういった場合、
とうもろこしを食事からなくせば、
必ずよくなる。

クローン病の場合

クローン病は、右側(小腸に近いほう)の大腸を攻撃する。

潰瘍性大腸炎と同じように、
クローン病も、数か月から数年の間隔で、
悪くなることがある。

症状はほかの大腸の病気とかぶっていて、
腹痛、下痢、下血、そして体重減少だ。

クローン病は、瘻孔(ろうこう)を作ることがある。
ろうこうとは、直腸から直接皮膚みたいに、
普通じゃないところに通路ができてしまうことだ。
ろうこうだけじゃなく、腸が詰まってしまう(閉塞する)こともある。

クローン病の患者さんは、
目とか、関節とか、皮膚とかのほかの自己免疫疾患に、
同時にかかっていることがある。

大腸の憩室炎(けいしつえん)の場合

大腸憩室炎とは、大腸の壁が弱くなっていて、
小さなポケット(憩室)を作りやすくなっているために、
そこに炎症を起こすとっても痛い病気だ。

便が憩室にひっかかってしまったり、
細菌が炎症を起こしたりするのだ。

潰瘍性大腸炎でも、クローン病でも、憩室炎でも、
穀物をやめるとよくなるとの研究報告がある。

炎症性腸疾患は炎症を抑える薬が使われて治療されている。

それで十分よくなる患者さんはそれでいい。

しかし、薬によってどうしてもよくならない場合、
そのまま同じ薬だけを使っていても、
きっと治らない。

なぜなら、自己免疫疾患を根本的に治す方法はわかっていないからだ。

だから、医者も知らない何かをやってみないといけない。

もし、グレインフリー(穀物なし)を試してみていないなら、
ぜひ試してもらいたい。

もしかしたら、グレインに入っているグルテンが犯人かもしれないから。

何かを足すのは副作用の不安があると思う。

穀物を引く、やめるは試してみるのに何も失わない。

全然よくならないのであれば、もとに戻せばいい。

やめてみるのを試すのならタダだ。

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