グルテン敏感性かどうかを知るにはどうしたらいいのか?

ほとんどの医者がまだ知らないグルテン敏感性。
検査してくれと頼んでも、
「何それ?」って言われるのがオチ。

ならば自分で、といってもどうやったらいいか?
途方に暮れるのではないだろうか。

グルテン敏感性かどうかを知る方法について考えてみよう。

セリアック病の確定診断の方法は?

グルテン敏感性のうち診断基準を満たす特殊な状態がセリアック病だ。

セリアック病の確定診断は小腸の生検で、
セリアック病特有の所見がみられること。

胃の先、十二指腸から小腸と考えるので、
十二指腸の粘膜生検をする。
いわゆる胃カメラの少し先まで行く感じだ。

粘膜というのは十二指腸の内側を覆っている層。
生検というのは、ピンセットみたいなもので粘膜をつまんでくること。
胃カメラの先から出るくらいだからかなり小さいピンセットだ。

つまんできた粘膜を染色して顕微鏡で観察して
セリアック病特有の異常があるかを見る。

胃カメラを受けたことがある人は、想像がつくだろう。
胃カメラは苦しい。
特にのどを通るところが苦しい。
そのあとも検査中おなかが膨れて苦しい。

胃よりも先まで行って、そこで粘膜をつまんでとる。
見て写真を撮って終わりじゃない。
粘膜をつまんで取るのは一か所じゃない。
最低四か所は取ることになっている。

のどは気持ち悪いわ、
おなかは膨れるわ、
涙は出てくるわ、
苦しいサインを出してもやめてくれないわ、
それはそれは大変な思いをする。

誰も好きこのんで生検検査なんて受けたくないだろう。

セリアック病の診断のため血液検査はどうか?

生検に比べれば、血液検査はとても楽だ。
ひじの内側にある大きめな静脈
いわゆる青筋(あおすじ)に針を刺して血を取る。
試験管に数本とれば、いろいろな項目を検査できる。

セリアック病特有の検査項目は、
グルテンを分解する酵素に対する自己抗体だ。

酵素とは、体の中にあるタンパク質で、
体の機能を担っている。

グルテンを分解する酵素に対して抗体はできないのが普通だ。
自分の体で働く酵素に抗体ができたら、
自分の体を作っているものを壊すことと同じだからだ。
自分の体を壊してしまうような抗体を自己抗体という。

セリアック病ではこの自己抗体ができている。
自己抗体が診断の指標になる。

しかし、この抗体検査には問題がある。

グルテンフリーを始めてしまうと、
抗体が減ってしまうのだ。

これまでセリアック病らしい症状が出ていたのに、
グルテンフリーを始めてしまっていたら、
検査結果はセリアック病ではないと出てしまう。

これはとても不都合だ。

疑ったら早くグルテンフリーを始めたいのに、
始めてしまったら診断がつかない。
だから、診断がつくまでグルテンフリーをしないでください、
なんて変てこな話になる。

抗体検査はこういう弱点がある。

もう一つは、その抗体をもともと作れない人がいること。
セリアック病の自己抗体は免疫グロブリンA(IgA)という種類だが、
このIgAを作らない人がまれにいる。

IgAを作らない体の人は、
たとえセリアック病であっても、
抗体検査では診断がつかない。

これも弱点だ。

セリアック病の遺伝子検査は簡単で意味があるか?

遺伝子は抗体のように増えたり減ったりしないので、
グルテンフリーを始めてしまってからでも、
結果は変わらない。

そういう意味で検査結果は確実だ。

しかし、グルテン敏感性の唯一の形がセリアック病だと
考えられてきたこれまでは、
遺伝子検査は参考にしかならなかった。

セリアック病の人はかならずHLA-DQ2またはHLA-DQ8だが、
HLA-DQ2またはHLA-DQ8だからといって
必ずしもセリアック病ではないという事実があった。

セリアック病の患者さんは1%くらいしかいないが、
HLA-DQ2やHLA-DQ8は数十%いる。

だからそれほど役立たないと言われてきた。

しかし今やセリアック病は、グルテン敏感性の特殊例と考える。
グルテン敏感性はセリアック病の何倍もいる。
遺伝子型の割合とも近いだろう。

そして、グルテン敏感性の特有の症状と、
グルテン敏感性になりやすい遺伝子型であることがわかれば、
グルテン敏感性と判断して、グレインフリーをすべきという
考え方に変わってきた。

つまり、遺伝子検査は重要な位置を占めてきているわけだ。

グルテン敏感性の基礎知識

グルテン敏感性というふうに範囲を広げると、
HLA-DQ2とHLA-DQ8以外も重要になってくる。
HLA-DQ1とHLA-DQ3だ。

ぼくは以前この遺伝子検査を行っている。
結果は、HLA-DQ3だった。

二行あるのは、父親からの遺伝子と母親からの遺伝子という意味だ。
どちらがどちらかはわからない。
たまたま両方ともHLA-DQ3だった。

これはグルテン敏感性ありとして気をつけねばならない遺伝子型だ。

遺伝子検査は、
イメージは難しいそうだが、
検査を受ける側は簡単だ。

遺伝子検査に血液はいらない。
どの細胞の遺伝子も同じだから、
血液よりももっと取りやすいところからとる。

一番取りやすいのはほっぺたの内側だ。

ほおの内側を綿棒でこすると、
綿棒にほおの粘膜細胞がはがれてくっつく。

強くこすらなくても、
すぐにはがれるので、
痛くもかゆくもない。
血も出ない。

それを検査会社に送れば、
数週間後には結果が出る。

病院に行かなくてもいいし、
待たされることもない。
ものすごく気楽にできる。

しかし、ぼくが受けた検査機関は二つ弱点がある。

一つは、検査会社が米国で、説明が全部英語だ。
英語を読んで英語で対応するのをがんばれる人じゃないと難しい。
郵送も国際郵便(EMS)だ。

もう一つは、値段が高いことだ。
この遺伝子型を見るだけで385ドル、およそ4万円だ。
それにEMS代もかかる。

国内で気楽に受けられる遺伝子検査はないか?

ぼくが調べたところでは、
国内では二つの検査会社が、
自宅でセリアック病の遺伝子検査が受けられる。

実は、セリアック病の遺伝子検査といっても、
HLA-DQ以外もありうる。

もっともよくわかっているのはHLA-DQなので、
HLA-DQの検査が確実に含まれているほうがいい。

二つの検査会社のうち、
HLA-DQの検査が含まれているのが確実なのは、
GeneLife Genesis2.0 だ。

国内ではこの一択だ。

しかも、先ほどの米国の会社より安く、
29,800円でできる。

ただし、GeneLifeの検査項目の名前は、
セリアック病の危険性となっているので、
あくまでセリアック病が念頭にあることに注意だ。

まだまだグルテン敏感性という概念は浸透していないのがわかる。

GeneLifeのキットは、一つお得な点がある。

米国の検査会社はグルテン敏感性だけしか見ないので、
HLA-DQしか結果が帰ってこないが、
GeneLife Genesis2.0 は、360項目も検査をして、
セリアック病の危険性以外も結果が帰ってくる、
超お得セットだ。

国内で簡単に検査するなら、
GeneLife Genesis2.0 一択ということだ。

まとめ

結論として、グルテン敏感性かどうかを判断するには、
腸、皮膚、神経などの典型的な症状の有無と、
グルテン敏感性の遺伝子型かどうかを確認することだ。

グルテン敏感性の遺伝子型を確認する方法は、
GeneLife Genesis2.0 が手っ取り早くてお得だ。
結果はセリアック病の危険性ということで帰ってくる。

 

ところで、ぼくは今 GeneLife Genesis2.0 の検査を
受けてみようと思っている。
結果が出たらこのブログで公表したい。
こうご期待。

2018年3月4日追記

キットを購入し検体を送付した時の様子はこちら
GeneLife Genesis 2.0検査キットが到着した!

 

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