グルテンフリーで症状改善その15 真のグルテンフリーが大事

グルテンは小麦をはじめ麦だけに入っている、
と思っている人は間違いだ。

真のグルテンフリーが大事だという話。

グルテンフリー物語―クリスティンの場合―

クリスティンは23歳の時グルテン敏感性があると言われ、
グルテンフリーの食事を始めていた。

クリスティンが私のところに来た時に、
14キロも太りすぎてしまっていて、
ひどい胃痛があった。
よくわからない皮膚のぼつぼつと、
自己免疫性の甲状腺機能低下症もあった。

グルテンフリーにしているにもかかわらず、
症状は続いていた。

さまざまな薬の内服も続けていて、
皮膚のぼつぼつに対するクリームや
甲状腺の薬も使っていた。

クリスティンの場合、
グルテンフリーが不十分な典型例だった。

小麦、大麦、ライ麦、オーツ麦の4つのみを避ける
グルテンフリーだったからだ。

クリスティンは、かなりの量の
コーンと米を食べていた。
それで炎症が続いていた。
グルテンフリーの落とし穴そのものだった。

私のところに来てからは、
すべての穀物を除去する
真のグルテンフリー、つまりグレインフリーを実施した。

数か月後、症状は完全に消えた。
太りすぎていた14キロ分はやせて、
皮膚はきれいになった。
甲状腺ホルモンのレベルは正常化した。
もう、何も薬はいらなくなった。

穀物なければ、痛みなし。

もしあなたにグルテン敏感性特有の症状があって、
さらに、グルテン敏感性の遺伝子型であって、
グルテンフリーをし始めたのに、
いっこうに症状がよくならないときは、
真のグルテンフリー=グレインフリーになっているか確認してほしい。

コーンが一番怪しいのではないか?
コーンは小麦の半分くらいのプロラミン系タンパク質を含有している。
プロラミン系タンパク質は、グルテンを構成するタンパク質の一つで、
グルテン敏感性と関係ある。

米のプロラミン系タンパク質は小麦の20分の1の含有量だが、
できれば、米も避けると無難だ。

糖質制限の観点からもいい。
米はおいしくて血糖を上げて、すぐに血糖が下がって眠くなるという
気分と血糖のジェットコースターを作りやすい。
ジェットコースター状態は体に負担がかかる。

小麦をはじめ麦がダメだとすると、
ほかの穀物で何とか代替しようとしたり、
どうしても何かの穀物を食べなければという気になったりしてしまう。

しかし、そんなことはない。
穀物が合わない人もいる。
そういう人はグルテンに敏感なのかもしれない。
そんなときは穀物ゼロにしてしまったってかまわない。

糖質はほかのものからとればいい。
穀物からしかとれないビタミンは補給すればいい。
そんなふうに考える。

穀物に固執することはないのだ。

以上、穀物を全部やめる、真のグルテンフリー
「グレインフリー」についてお話しした。

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