ナス科の植物にご用心!グルテンフリーで症状改善その20

グルテンフリーにも限界がある。
グルテン敏感性の人は、
グルテン以外の食べ物にも敏感なことがある。
そんな症例の物語。

グルテン敏感性とは?

グルテンフリー物語―ルビーの場合―

ルビーが受診したのは、
ひどい関節痛のためだった。

リウマチと診断されていた。

関節が痛いので、
運動をすることはできず、
子どもを抱きかかえることもできなかった。

リウマチ科の医者からは、
メソトレキセートという効果の強い薬が処方された。

痛みには効いたが、肝臓の障害を起こした。

時間がたつにつれ、効かなくなり、
医者からはもっと強い薬を使う提案があった。

ルビーはその薬の副作用を恐れ、
医者を変えることにしたのだ。

検査をしたところ、
ルビーはグルテン敏感性の遺伝子型だった。

砂糖、乳製品、卵、ブルーベリー、
オリーブオイル、アスパルテーム(人工甘味料)、
塩化ビニルにアレルギーがあった。

肝臓の細胞が壊れると上昇する検査値が上昇し、
肝臓の障害があるのもわかった。

また、クロム、ビタミンB1、B2、B5、
B6、B8が不足しているのもわかった。

ビタミンB5は、普通パントテン酸と呼ばれる。
ビタミンB8は、ビタミン様物質の一つ。
アデニル酸。つまり、アデノシン一リン酸(AMP)。

ルビーにすぐさま穀物なし=グレインフリーを始めさせた。
アレルギーを起こす食事をやめさせた。
不足している栄養素のサプリメントも開始した。

関節痛と疲労はすぐによくなってきて、
メソトレキセートを半量にすることができた。

しかし、なかなか完璧にはよくならなかった。
ナス科とマメ科の植物をやめるとよくなった。
ともに炎症を引き起こす物質が入っていた。

ナス科のトマト、トウガラシ、その他と、
マメ科全部をやめたところ、
リウマチは完全によくなり、痛みもなくなった。

ナス科の植物って?

ルビーの物語は、
グレインフリーだけでは限界があることを物語っている。

炎症を起こしているのは、グルテンだけではない。
ナス科の植物が炎症に加担していた。

ローマ時代では毒として使われた、
医学的にも使われたベラドンナや、
タバコも同じグループだ。

食べられる植物としては、ナス、トマト、じゃがいも、それに、
さまざまな種類のトウガラシだ。ピーマンも含まれる。

食べられても食べられなくても、
ナス科の植物に敏感な人は多い。

ナス科の植物に含まれる痛みや炎症を起こす元凶は、
ソラニンと呼ばれる物質だ。

ナス科の植物が、自分たちを守る免疫システムとして、
ヒトを遠ざける物質を持っているわけだ。

ソラニンは、リーキーガット(腸漏れ症候群)を引き起こす。

そのほかにも、関節の炎症、筋肉のこわばり、カルシウムの沈着も
引き起こす。

穀物なしのプログラムと同時に、
ナス科の植物をやめたあと、
ナス科の植物が食べられるようになる人もいるが、
自己免疫疾患の関節炎がある場合、
元の木阿弥になる可能性が高い。

じゃがいもを避けるのは比較的簡単だ。
しかし、じゃがいもてんぷんが入っていないことを、
食品成分ラベルで確認するのは簡単なことじゃない。

あと、明快なのは、
ヤムイモとさつまいもはナス科じゃないことだ。
なので、ナス科の植物にアレルギーがあっても食べられる。
じゃがいもの代わりに十分なりうる。

ナスは、ナスを使った料理を避ければいいのでわかりやすい。

トマトとトウガラシ類は、いろいろなところに隠れているし、
ありふれている。

イタリア料理やメキシコ料理や、
カレーその他のインド料理には必ず入っている。

ピーマン、パプリカ(ベルペッパー)、トウガラシ(チリペッパー)
は食べないほうがいいが、
調味料の一つの、いわゆるこしょうのペッパーは、
ほかのグループなので大丈夫だ。

トウガラシ類とトマトが入っている加工食品は以下の通りだ。

缶入り、瓶入りのトマト製品
バーベキューソース
シュリンプカクテルなどのカクテルソース
エンチラーダソース
ケチャップ
ピザソース
スパゲッティソース(赤いソース)
サルサ
タバスコなどの辛いソース

まとめ

もしあなたが普通にナス、トマト、ピーマン、じゃがいもを食べて、
問題ないのであれば、あまり神経質にならなくていいだろう。

いま、問題を抱えていて、
問題の原因が不明ならば、
ナス科の植物を食べた時の体の反応を観察するのもひとつだ。

あんなにきれいであざやかな色の食べ物だからこそ、
とげがあるのかな?

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