グルテンフリーで神経の症状を治す:症状改善物語その19

グルテン敏感性の人は、
神経にダメージが出ることがある。

グルテンによって腸がダメージを受けて、
ビタミンB12が吸収できなくなることによる。

ビタミンB12は神経を正常に保つのに重要なビタミンだ。

グルテンフリー物語―レイチェルの場合―

狙いを定めたサプリメント治療が重要だった事例。

レイチェルは、子供のころから胃腸の症状に
悩まされてきた。

20年前にリンパ腫にかかった。

治療を受けて回復した。

その後10年間は、
前がん病変を切除し、
胆のうを切除し、
胃腸の症状は相変わらず続いていた。

さらに数年して、
神経の痛みとしびれとチクチク感と筋力低下が始まった。

まひはどんどん足から上に上がってきて、
バランスを保って、歩くのができなくなってきた。

症状は数か月にわたって進んできて、
ある日、ついに医者にみてもらい、
入院になった。
それも人工呼吸器で生かされる状態になってしまった。

三週間の入院で、
てんかんと乳がんと診断された。

次の年は、さらに筋力の低下が起きた。
記憶の障害も起きてきた。

乳がんの治療が続いていた。
そのほかの症状はどんどん悪くなっていった。

何度も入退院を繰り返し、
集中治療室にも入って治療した。

レイチェルは、もうこれ以上することがないと
ある医者に言われ、Dr. オズボーンを受診した。

検査をすると、
レイチェルはどの穀物も全く耐えられない体だった。

グルテンがてんかんや神経障害、
リンパ腫を起こしていたことがわかり、
非常に重要な進歩であったが、
さらに、豆や乳製品、牛肉、カラギーナン、
にんにく、すいか、ピーナッツ、農薬に
アレルギーを持っていることが分かった。

胃腸には重症の炎症が起きていて、
膵臓からは十分な消化酵素が出ていない状態だった。

胆のうを切除しているので、
栄養素的に非常に不利だ。

ビタミンB12、C、D、K、
ビオチン、グルタミン、カルニチン、
システイン、コリン、その他の栄養素が
欠乏していた。

おそらく乳がんのための化学療法によるものだ。

サプリメントを使わないと、
全然回復しないくらい、
栄養素の状態はとても重症だった。

今レイチェルは、人工呼吸器と車いすの生活から、
ダンスができて、ドライブができて、人生を再び生きている。

筋肉痛や胃腸の症状は、
数週間のうちになくなった。

数か月のサプリメント補充と食事変更で、
毎日のけいれん発作から、
週か月に一度の軽度の発作程度になった。

レイチェルのケースでは、
高用量ビタミンB12が、
神経系の修復に必要だった。

再び悪化するのを防ぐには、
少なくとも一年はビタミンB12を
続けることになる。

このストーリーからの教訓は:
サプリメント+穀物なし=痛みなし

こういうケースを見るにつけ、
原因不明の痛み、しびれは、
グルテン敏感性からくるビタミンB12不足を疑う必要があると思う。

また、グルテン敏感性がある人は、
ほかの食べ物にもアレルギーを持っている人が多い。

もしあなたが、
何か食べ物によって、
胃腸が調子悪くなるならば、
その食べ物に何か反応しているのかもしれない。

それをアレルギーと呼ぶのか、
不耐症と呼ぶのか、
過敏症と呼ぶのか、
そんな名前はどうでもいいことだ。

いったんやめてみるのがいい。

食事へのアレルギーは、
自己検査でも検査する方法がある。
その結果が一応の目安になるだろう。

とにかく他人から見てどんなに健康的な食べ物でも、
あなたに合わないものは存在しうる。

自分の体調をよく観察して、
体調を崩す食べ物は避けよう。

そして、できれば、必要な栄養素が足りているか、
検査を受けよう。
不足しているものは、
多く含まれる食べ物を積極的に食べるか、
さもなければ、サプリメントを使おう。

食べ物だけだと、治る速度が遅い。
量が少ないからだ。
それに全部吸収されるとは限らない。
やはり、栄養素欠乏の人にはサプリメントが必要だ。

繰り返しになるが、
原因不明の痛み、しびれは、
栄養素不足が原因かもしれない。
不足している栄養素がわかったら、
サプリメントで治療だ。

いったん栄養素欠乏が治れば、
食事で補う分で足りるようになり、
サプリメントはやめられるはずだ。

それが本当に治るということだ。

ぜひ、原因不明の症状には、
栄養素不足を疑ってほしい。