高タンパク低糖質+ナイアシンで統合失調症を治そう!

統合失調症は、人口の1%に起きる。

主に、誰もしゃべっていないのに声が聞こえる幻聴と
事実でないことを信じてしまう妄想とが特徴的な状態だ。

睡眠不足、疲労、孤独が引き金になるといわれている。

遺伝子もいろいろと言われている。

ぼくが考える原因はぜんぜん違う。

統合失調症はよくなるか?

現在の標準的な治療法は、
抗精神病薬のてんこ盛り。

ぜんぜんよくならない患者さんだらけ。

医者も患者さんも、抗精神病薬を使って、
付き合っていくしかないと思っている。

しかし、この絶望感とは全く違う世界が広がっている。

あなたは藤川先生の症例集を読んだだろうか?

 

もし読んでいなければ急いで読まないといけない。

そこには、統合失調症その他の精神疾患16例で
著明な改善をした症例記録が示されている。

どの患者さんも、抗精神病薬を減らすことができている。

社会復帰して、通常の勤務ができるようになった
患者さんも登場する。

統合失調症はどうやると著明に改善するか?

統合失調症は、医薬品では著明に改善できない。

症状は抑え込めるが、以前のような人に戻すことはできないのだ。

しかし、この症例集では、以前の快活な状態に戻っていく患者さんが、
いくらでもいることを示している。

どうやっているのか?

簡単に言えば、栄養の偏りを補正しているのだ。

 

まず、大事なのは、米、パン、麺、砂糖を極力減らすことだ。

糖質が症状を悪化させるとわかっているためだ。

お菓子を禁止して、
野菜ジュース、果物ジュース、
コーラ、スポーツドリンクも禁止する。

糖質はビタミンB群を浪費させ、
ビタミンB群不足を引き起こすのだ。

血糖値の乱高下も精神の安定を妨げる。

次に、十分なタンパク質を食べる。

タンパク質不足も統合失調症を悪化させる。

遺伝子から作られて、生命を維持するのは、酵素だ。
酵素はタンパク質だ。

体内のタンパク質の原料は、食事中のタンパク質だ。

一日に必要なタンパク質は体重の1000分の1。

つまり、60kgの人は、60g必要。

60g食べるには、
毎日卵を2~3個と
肉と魚で200gと
そこそこの量のチーズを
食べなくてはいけない。

赤身には鉄分が含まれる。
ビタミンB群も豊富だ。

タンパク質を食べていなかったとすれば、
鉄・ビタミンB不足に陥っていると想像される。

鉄もビタミンBも脳の健康には
とても重要な栄養素だ。

そして、ビタミンB3とCを大量に。

ビタミンB3は、ナイアシンとも呼ばれる。
ナイアシンアミドという形もある。

ナイアシンとナイアシンアミドは基本同じ。

ナイアシンは全身のエネルギー産生に関係している。

ヒトの体は、食べたものがそのままエネルギーになるのではない。

細胞の酵素が使える形に作り替える。

酵素が使えるエネルギーがATP(エーティーピー)だ。

ATPを作る過程で、
ナイアシンを原料にした、
NAD、NADPという補酵素が大活躍する。

だから、ナイアシンが不足すると、
NAD、NADPが不足して、
エネルギー産生がままならないということだ。

つまり、ナイアシンが不足すると、
生命の危機なのだ。

エネルギー産生の補酵素のほかにも、
ナイアシンは作用がある。

ナイアシンが大量に脳内に入ってくると、
カテコラミンの過剰産生が止まる。

統合失調症は、脳内のカテコラミン過剰、
特にカテコラミンの中のドーパミンの過剰が原因と考えられていて、
医薬品が作られている。

ナイアシンの大量投与で、
ドーパミン過剰を抑えるというメカニズムだ。

ナイアシン不足の状態が、
ドーパミン過剰状態を生んだとも想像できる。

ナイアシンが充足されれば、
大量投与は続ける必要はなくなる。

ナイアシンを大量に投与するときはビタミンCも一緒に投与する。

ビタミンCは、過剰なカテコラミンの酸化を防止する目的だ。

大量のカテコラミンが、不要になり酸化すると、
脳内の毒になる。

統合失調症の問題点と考えられている。

ゆえに、ナイアシン大量+ビタミンC大量の投与をする。

ナイアシンも、ビタミンCも大量にとると副作用がある。

ナイアシンは皮膚の刺激が起きて、赤身を帯びることがある。
(顔面紅潮、ホットフラッシュ)
高血糖をきたすこともある。

副作用が少ないのはナイアシンアミドという形の物質。
副作用が少ないゆえに、効果もマイルド。

ビタミンCは大量にとるとお腹が緩くなる。

ゆるくならないレベルが限界量だ。

ナイアシンとビタミンCの大量投与で治療する場合は、
経験のある医師がいるクリニックで受けたい。

全部自己責任でやるにはかなり勇気がいる。

ちなみにもし自分でやってみるなら、
いずれも徐々に増やしていくことだ。

ナイアシンもビタミンCも一日3g飲む。

いずれも一日1gからだんだんに増やす。

ナイアシンやナイアシンアミドは1錠500mgのサプリメントがある。
一日1gは一日2錠だ。

副作用が少ないのはナイアシンアミド。

ビタミンCは1000mg=1gのカプセルがある。

もし自分でやってみるなら、止めはしない。

少なくとも医薬品より希望がある。

参考文献

Niacin-respondent subset of schizophrenia – a therapeutic review

ORTHOMOLECULAR TREATMENT FOR SCHIZOPHRENIA: A REVIEW

その他のビタミンB群の補給

ビタミンB1、B2、B6もATPを作るのに重要なビタミンだ。

50mgずつ入っているマルチビタミンBがおすすめだ。

肉・魚・卵からもかなり得られるが、
糖質中心で、肉・魚・卵を食べてこなくて病気になっている場合、
サプリメントが必要になる。

統合失調症とグルテン敏感性との関係

統合失調症はセリアック病との関係が深い。

パン狂気を知っているか?グルテンと統合失調症の関係

腸に炎症を起こし、鉄・ビタミンB群の吸収が減ると、
発症の危険性は高まる。

タンパク質を取らず、
糖質ばかりをとっていると、
タンパク質不足、鉄不足、ビタミンB不足になる。

グルテン敏感性による栄養吸収不良は本当に怖い。

あなたの不調の原因がグルテン敏感性でないことを祈る。

グルテン敏感性かどうかはどうやったらわかるか?

まとめ

統合失調症の原因と言われている、
睡眠不足、疲れ、孤独、遺伝はメインじゃない。
放っておけ。

メインは糖質過多と栄養素不足だ。

統合失調症が格段によくなる方法がある。

低糖質、高タンパク、ナイアシン、その他ビタミンB、ビタミンC。

これらを組み合わせると非常によくなる症例がいるのは事実。

信じるか信じないか、
試してみるか試してみないか、
それはあなた次第。

こちらも参考になる。
精神科医こてつ名誉院長のブログ

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