膀胱と前立腺にもグルテンフリーは効く?グルテンフリー物語その24

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ティムがやってきたのは、
背中の痛みがひどいのと、
間質性(かんしつせい)膀胱炎だったからだ。

間質性膀胱炎は、膀胱のひどい痛みと
炎症を起こす自己免疫異常の状態だ。

ほかにも前立腺の炎症と、
頭痛、高血圧があった。

排尿とセックスをするのに痛みがあって、
不安になってしまう。

すでに三人の医者にかかっていて、
七つの薬を飲んでいた。
薬は、麻薬系の痛み止めトラマドール、
二つの血圧の薬、膀胱と前立腺の薬、
不安にはザナックスが処方されていた。

ティムは見てわかるほど、欲求不満状態だった。
五年間も治療をして、
実際何もよくなっていないからだ。
本当にダメになってしまう寸前だった。

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遺伝子検査をすると、
ティムはグルテン敏感性の遺伝子型とわかった。

また、農薬、食品添加物、着色料に
アレルギーを持っていることも分かった。

加えて、ビタミンD、B6、B8、Kが不足していた。
ビタミンB8は、ビタミン様物質のアデニル酸。
さらに、ミネラルのマンガンが不足していた。

これは間違いなく、飲んでいた薬によるものだ。

食事を変えて、アレルギーを起こす物質を避けて、
栄養素の補給を行った。

さらに、高用量のプロバイオティックスを飲ませて、
腸内細菌を修復した。
これまで飲んできた抗生物質の害から回復するためだ。

食事を変えて、三週間もすると、
麻薬系の鎮痛薬は半分にできた。

二か月のうちに、
血圧は正常化し、
もはや薬はいらなくなった。

背中と膀胱の痛みは、
食事と運動でコントロールできた。

五年間の治療を専門家から受けていたのに、
全然よくならなかった痛みと解消されなかった不満が、
穀物をやめてものの二か月で雲散霧消した。

間質性膀胱炎は、
謎の病気だ。
抗生物質が効かない膀胱炎だ。

診断ガイドラインの定義では、
膀胱の非特異的な慢性炎症を伴い、
頻尿・尿意亢進・尿意切迫感・膀胱痛
などの症状を呈する疾患とされる。

非特異的な慢性炎症とは、
なんだか理由はよくわからないけど、
ずっと炎症が続いているという意味。

頻尿は、何度もおしっこをすること。
尿意亢進は、おしっこがしたい気分が半端ないこと。
尿意切迫感は、おしっこが漏れちゃう感が半端ないこと。
膀胱痛は、ぼうこうが痛いこと。

これはめちゃくちゃ生活の質が下がるね。

原因は不明。

治療法もなし。

まさに難病だね。

ティムみたいに、グルテンが原因だったら、
グルテンをやめれば治るんだね。

 

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