11回も救急外来に行ってもいつも検査値正常!?グルテンフリー物語その22

シェリルは最悪な状態だった。

股関節の痛み、
慢性の頭痛、
体中の筋肉のけいれん、
めまい、
耳鳴り、
ひどい疲れ、
便秘、
高血圧、
顔と足のむくみ、
リンパ節の腫れ、
アレルギー、
によって、合計11回も救急外来を受診した。

そして、二回入院した。

かかりつけ医にも、
自然療法家にも、
アレルギー専門医にも、
消化器内科医にも、
診てもらったが、
いつも気にしすぎだと言われた。

従来の検査項目の血液検査結果は正常だった。

疲れによってエネルギーが奪われていて、
ほとんど家に引きこもっていた。

三年間、よくなる方法を探し続けていた。

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遺伝子検査、栄養素検査、アレルギー検査をしてみると、
シェリルはグルテン敏感性であることがわかり、
いつも食べている食べ物にアレルギーがあることも分かった。

栄養素は、
ビタミンE、A、K、それとコエンザイムQ10、
セレン、カルニチンが不足していた。

グルテンによって腸が炎症を起こしていることもわかり、
善玉菌のビフィズス菌が減っていることもわかった。

副腎ホルモンは、ほとんど分泌されておらず、
太ってはいないのに、血糖値はとても高かった。

それだけはなかった。
鉛と水銀が蓄積していた。

すぐに、穀物をやめ、
アレルギーがある食物をやめるよう指示し、
不足栄養素の補給を開始した。

加えて、重金属キレート剤で、水銀と鉛の除去も開始した。

三週間のちには、便秘が解消した。
消化がよくなった。
活力がもどってきた。
体の機能が正常化してきたのだ。

二か月後には、
股関節の痛みと頭痛がなくなった。
耳鳴りも、めまいも、筋肉のけいれんもなくなった。

顔と足のむくみも解消した。

四か月後には、血圧が正常になった。

高血圧の薬を続けねばならなかったことが、
一つ問題だった。

高血圧の薬は、隠れた小麦源だった。
薬には添加物として小麦由来のものが入っていることがある。
これは、治癒が遅れた原因の一つだった。

二か月たったあと、それに気づいた。

薬剤師にそれを伝え、
問題は解決した。

シェリルは、今や気分最高だ。
活力に満ちていて、
アレルギー専門医や消化器内科医にも、
かからなくてよくなった。

調子が悪いというストレスからも解放された。

穀物をやめて、痛みから解放されたのだ。

 

グルテン敏感性は、
従来の検査項目だと何も異常が見当たらない。

しかし、栄養素を調べてみると、
さまざまな栄養素不足が見つかる。

もう一つポイントがあった。
薬に含まれる小麦だ。

薬には小麦が含まれていることがある。
ほんの少しの小麦にも反応する人は、
あんなに小さな薬でも反応する。

日本では薬でのグルテンフリー代替物はなさそうだが、
サプリメントはグルテンフリーを選ぶことができる。

少なくとも栄養素補給のサプリメントは、
グルテンフリーにしたい。